
日に日に落葉が進んでいます。進んで掃除をしていただけるので「葉っぱが散らかってどうならい!」というような状況は土居中には見当たりません。ありがとうございます。
2学期、もう少しで終業です。いろいろな出来事があった4ヶ月間でしたが、まとめの時期となっています。特に3年生にとっては、進路実現に向けて考える時間が多くなっていきます。
あと10日間、体調を崩すことなく過ごせることを祈っております。一緒に頑張りましょう。
本日は、期末懇談会2日目となります。よろしくお願いします。
土居中学校の人権・同和教育
1 差別の現実から深く学ぶ…被差別の思いや願いを自分のものとする。
2 被差別の側から差別を捉える…差別を見抜く。被差別の痛みや怒り、闘いへの共感・そして展望持つ。
3 具体的に現実の差別をなくしていく…先ず、家族と向き合う。具体的な実践を積み重ねる。
参観日は、教師も生徒も、人権問題解決に向けて大きく前進する機会と捉えて、「一緒にみんなで、保護者や地域の方に思いを伝えよう。正しい知識を広め、仲間を増やそう。」という気持ちで準備してまいりました。多くの方に見られる中での発言は、自らの言葉に責任ができて自信や人権意識が高まったり、家族・地域への啓発や家族との話につながったりします。今年も、生徒たちが工夫した案内状を準備したりやポスターの掲示を行いましたが、その行動が生徒たちにとっては保護者の方々と同じように、より人権意識が高まるきっかけとなりました。
授業や人権劇は、同和問題をはじめとする様々な人権問題を解決する手段であり、目的ではありません。参観授業で終わりではなく、これからも引き続き、人権・同和教育の充実に努めます。授業や人権劇の感想や反応にきちんと対応し、全教育活動を通した実践を継続します。特に、現実の差別をなくすための具体的な事実を積み重ねていきます。差別解消のために尽力した先人たちの思いや願いを受け、人間が人間らしく生きていける世の中をつくるために共に生き合うことで、差別をなくす仲間づくりを広げていきます。差別をしない、差別をなくす生き方が、全ての人たちの幸せにつながっています。
12月11日(日)
土居中魂の日
~人権・同和教育地域参観日~
ご参観、誠にありがとうございました。
人権劇公演
身元調査お断り運動について
・自分の家族や親友、子どもが身元調査されたと考えたとき、それは許さないと憤りを感じると思います。身元調査はする必要も、答える必要もないことを学んでいます。差別解消のために力を注いできた先人たちの生き方を学び、今を生きている自分たちは、その努力を無駄にすることのないように、差別しない心を持ちます。

「身元調査とは、結婚や就職の時に行われることが多く、本人の了承なくプライバシーに関することを、近所の人や知人に聞いたり、第三者に依頼して調べたりすること。個人や家族に関する情報(親の職業やきょうだいの有無、住んでいる場所等)を第三者から集め、その情報で人の価値を決めようとする行為」

・作り話ではなく、実際にみんなの先輩が取り得組んだ学習とそのときに起こったことがえがかれていました。差別を許さない環境づくりを自らが進めるための学びのきっかけとなりました。人権課題について、自らが解決の主体者となるために何ができるかを考えました。出演者の共に差別解消に向いて歩む仲間としてのつながりを築きたいという思いに自分も答えていきたいと思います。
意見交換


学びはこれからも続きます。
しっかりと自分の足下を見つめて生活をつづけながら。
そして、差別をなくそうとする仲間づくり進め、つながりを大切にしながら。

1年生の同和問題学習は、同和問題とは何かということから学習を始めました。渋染一揆の学習を通して、差別と闘ってきた先人たちの思いを考えました。「差別はいけない」のに、なぜ今のなお差別に苦しめられている人がいるのか。このことを考えていくためには、私たちは深く深く自分の心の奥を見つめていかなければならないと思います。

2年生には「全国水平社創立宣言」を通して、「自分も含め、一人ひとりのこれまで繋がってきた命を大切にし、誰もが自分らしく生きられることが最高の生き方だ」という感想を持つ生徒が多くいます。自分にできることを考えられる時間を持ち、差別をなくしていくための前向きな気持ちを育てたいと思います。同和問題学習では、誰もが大切にされるべき存在であることを学びました。当たり前の権利をみんなで守っていくということを大切にして、普段の生活の中でもいつも忘れずに確認できるように心掛けています。

3年生は、就職差別と結婚差別の撤廃に向けての学習に取り組んできました。本来であれば希望に満ちあふれるはずの出来事が、不合理な部落差別によって踏みにじられることに対し、生徒たちも激しい憤りを感じます。「他人事にせず、自分のこととして考える」こと、「誰かのためではなく、自分のための学習だ」ということを一番大切にしています。同和問題学習は、目に見えないどこかの誰かのことではなく、自分自身の“人を大切にする生き方”とはどんな生き方なのかを考える時間です。生徒たちは、もしも身近な人が差別したときや差別意識を持っていると分かったときには必ず行動したいという思いを高めています。大切な家族が反差別の仲間であり続けられるためにも、生徒たちは感じていることや学んだことを自分の言葉で伝えていきます。

土居中魂の日
「人の世に熱あれ、人間に光あれ」
1922年、我が国初の人権宣言と言われる「全国水平社創立宣言」は、人間の尊厳、自由・平等の理念に基づき、全ての人々の差別からの解放と平等の実現を訴えています。厳しい差別や抑圧に屈せず、団結して闘い、社会を変革してきた先人たちの姿は、私たちに勇気や希望を与え、人間としての生き方を示唆してくれています。
「人権三法」を知っていますか?
2016年(平成28年)「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」・「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取り組みの推進に関する法律」・「部落差別の解消の推進に関する法律」の人権三法が配布・施行されました。立法の背景には、私たちの住む社会に現存する人権問題があります。また、令和3年度に実施された四国中央市の「人権についての市民意識調査」では、人権・同和教育の成果の反面、差別の現実が明らかになっています。「全国水平社創立宣言」から一世紀経った今も、差別の解消には至っていない現実が悔しくてたまりません。
差別が残る社会の中で
人権問題に無関心や無知でいることは、このような差別社会を支えていることを自覚しなければいけません。情報化の進展により複雑多様化する人権問題について、「そっとしておけば差別はなくなる」といった「寝た子を起こすな」的な意識は、被差別の痛みを無視する傍観者となり、容易に差別に加担していくことになります。人権問題は、「差別をする側」の問題であり、自分には関係がないといった無関心であることも含まれます。
今日への思い
今回は、このような現実を踏まえ、授業や人権劇の中で、人権の歴史や身元調査、結婚差別など、同和問題(部落差別問題)を中心に学習する生徒の姿を見ていただきました。学習により正しい知識や科学的な認識を深め、家族や地域の方々に発信する生徒の思いを共感していただけたものと思います。参観された保護者や地域の方々、生徒や教職員、全ての人たちが人権問題の当事者として、差別をなくしていく生き方をともに考える日にしたいと思います。私たちの住む社会に、子どもたちの明るい未来に、同和問題をはじめとするあらゆる差別を決して残したくはありません。差別が、人と人との関係を絶つものであるならば、決して断たれることのない強い絆を私たちで作り上げましょう。今日は、その一歩となりました。

土居中魂の日
おはようございます。
本日の土居中魂の日「人権・同和教育地域参観日」、よろしくお願いします。この後、8時20分から受付が開始となります。
また、本日学校評価アンケートにお答えください。QRコードが校内に掲示されていますので、授業・人権劇の参観後に回答ください。
今日一日、よろしくお願いいたします。
土居中学校
人権・同和教育地域参観日について
12月11日(日)8:45 ~ 11:25
※ 受付は8時20分より体育館南側です。
公開授業に続いて人権劇を上演します。生徒たちが共に考えながら、作り上げた人権劇をぜひご覧ください。
1校時 参観授業 8:45~ 9:35(各学級)
2校時 人 権 劇 10:05~10:50(体育館)
意見交換 10:50~11:20
人権劇 練習風景

人権劇 練習風景
保護者の皆様方をはじめ、多くの地域の方々に土居中学校での人権・同和教育を直接観ていただき、生徒たちのメッセージを感じ取っていただきたいと考えています。公開授業や人権劇をもとに、身近な問題について考えるきっかけとしていただきたいです。
生活習慣 ウイーク
3つの目標を達成できるように意識して生活しましょう。生活習慣ウィークは、生活改善のチャンスです!
次のことを、記録できるように覚えて登校しましょう。
①寝た時間 ②起きた時間 ③一日の通信機器使用時間 ④一日で食べた食品群
13日(火)の朝の時間に、生活習慣ウィークの振り返りと反省をまとめます。
土居中学校では、養護教諭栄養教諭保健主事が主となって学校保健委員会を運営しています。子どもたちの心と体の健康について、学校と家庭そして子どもを取り巻く地域全体で意見を出し合って考え活動する組織である委員会は、未来の体をつくるための食生活について考えよう!というテーマで活動中です。
県学力診断調査実施

愛媛県では1人1台端末の整備に伴い、CBT方式(「えひめICT学習支援システム Ehime ICT Learning System」「EILS:エイリス」を活用した方式)で、愛媛県学力診断調査(第2回)が実施されています。児童生徒の学習指導要領における各教科の目標や内容の実現状況を把握し、指導の成果と課題を明らかにすることにより、学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てるとともに、教育施策の成果と課題を検証し、その改善に資することが調査目的です。県内全ての小学校第5学年の児童及び中学校第2学年の生徒を対象としています。
保護者の皆様方へのお願い
「学校評価アンケート」
保護者の皆様へお願いのプリントを先日配布いたしました。この機会に、お子様と土居中学校のことについてゆっくりとお話をしてください。お子様にとって、保護者様にとって、土居中学校はどういう存在なのでしょうか。今後はどうあってほしいのでしょうか。いろいろなことについて考えていく機会となります。回答率100%を目指しております。
12月11日(日) 土居中魂の日「人権・同和教育地域参観日」にご参観くださった折りご回答ください。QRコードが校舎内に掲示されています。
学校評価アンケートは、生徒や保護者を対象としたアンケートによる評価を通じて、授業の理解度や生徒と保護者がどのような意見や要望を持っているかを把握し、学校教育活動の充実・進展のために活かします。また、教育目標への達成度を確認するとともに、その成果と課題を明らかにし、学校経営・教育課程改善・教育活動の向上を目指す資料となります。
「応援メッセージ!2022」
2学期必ず一度はお願いします!とお伝えし、配布いたしております応援メッセージ!をご記入していただきご提出ください。メッセージを拝見いたしますと勇気が漲ります。元気100倍です。何卒「応援メッセージ!」のご提供をお願いいたします。

生活習慣ウィーク始まります
土居中学校では、以下の目的で毎年、生活習慣ウィークを実施しています。基本的な生活習慣の確立が、勉強や部活、落ち着いた生活の基盤になります。今回の取組が、家庭での生活リズムを整えるお手伝いになればうれしいです。

1 生活習慣を振り返らせることにより、自分自身の生活の課題点に気付く
2 よりよい生活習慣について正しい知識を身に付ける
3 豊かな心を育み、望ましい生活を送ろうとする意欲をもつ
睡眠目標・通信使用目標・食事目標
3つの目標にチャレンジして、意識をした生活が出来るように記録をします。
睡眠目標 以下の4項目から個人の実態に合った目標を選びます。
①帰宅後は、夕方以降の居眠り(仮眠)をしすぎない(30分以内)
②寝る1時間前からは、ゲーム、携帯電話(スマホ)は使用しない
③午後11時までに寝床(ふとん)に入る
④休日も起床時刻が平日と2時間以上ずれないようにする
通信使用目標
通信機器の使用時間を、1日2時間以内にする(クロームブックでの学習時間は除く)
食事目標
1日で8~10食品群をとろう
1日の食事で「肉・卵・牛乳・魚・大豆・緑黄色野菜・芋・果物・海藻・きのこ」からより多くの食材を食べられていると栄養バランスのよい食事ができていると言えます。
期間中、朝の会で記録をして、自分の生活を振り返りましょう
ご家庭でも、後押しをしていただければと思います
今日の給食

高菜ごはん
牛乳
魚の黒ゴマ揚げ
ボイルキャベツ
のっぺい汁
高菜ごはんの調理はとても大変でした
高菜はそのままでは苦味が強いので、一度ゆでて、水にさらして絞ってから他の具と炊き合わせます。丁寧に調理された高菜ごはんはおいしくいただけました
今日の給食をしっかり食べられていれば、生活習慣ウィークの10食品群のうち以下の黄色の食品をとることができたことになります。
「肉・卵・牛乳・魚・大豆・緑黄色野菜・芋・果物・海藻・きのこ」
一日にどれくらいの食品をとれているか確認してみましょう
生徒会長選挙に向けての活動期間

朝のあいさつ運動や帰りの会時の学級訪問で、呼びかけ活動を行っています。
生徒会長選挙に向けての活動期間

人権劇紹介を3年生が作成しました。
お知らせに「人権劇の紹介①②.pdf」を掲載いたしましたので、是非ご覧ください。

土居中魂の日ポスター
師走も、
「攻めの姿勢!」は変わりません。

本日も、
平日にもかかわらず、体育のダンス発表を保護者に公開して、参観していただいたり、

真剣に、ダンスandノリノリ
教科によっては、冬休みの宿題について事前に予告されていたり、

真剣に、学習・コツコツ
がんばっています!
がんばっていきます!
今日の給食

ごはん
牛乳
れんこんチップ
水菜と大根のサラダ
親子煮
れんこんチップは大人気メニューですパリっと揚げるのが難しいのですが、調理員さんがおいしく作ってくれました。
れんこんチップの時には献立の組み合わせに悩みます。揚げ物で副菜になるので、肉や魚で一品料理ができないからです。そこで、今日はたんぱく源たっぷりの親子煮を合わせました。そんな栄養教諭の苦労話を生徒たちは優しい顔で聞いてくれます。

れんこんチップには長蛇の列!
れんこんの穴から向こう側が見えるように、
先を見通して行動し、よい一年の締めくくりをしていきましょう。

土居中魂の日ポスター