今日の給食

2021年2月24日 16時26分

 

〈今日の給食〉・・・麦ごはん、鮭の塩焼き、卯の花炒り煮、さつまいものみそ汁

 今日は、和食献立でした。卯の花炒り煮(おから)の中には、ひじき、ごぼう、こんにゃく、油揚げ、にんじん、ごま等たくさんの種類の食品が入っていて、生徒のみなさんには大人になっても好んで食べてほしい料理です。

今日の給食中の放送では、シトラスリボンプロジェクトとのイメージソング「結び」がかかりました。この曲は、ボランティアバンド「ディア・フレンズ」さんが歌っています。『ただいま おかえり が言い合えるまちに…』新型コロナウイルスに関する差別や誹謗中傷がなく、やさしい気持ちがつながる四国中央市をみんなでつくっていきたいですね。

 

 また、今日は「ピンクシャツデー」であることを知っていますか?ピンクシャツデーとは、ピンク色のシャツやピンク色のアイテムを身に付けることで、いじめを許さないという意思表示をする運動です

 この始まりの背景は・・・2007年のカナダの学校で、ピンク色のポロシャツを着た男子生徒がしつこくからかわれ、耐え切れず家に帰ってしまいましたそれを知った上級生二人が、「もう、いじめは、うんざりだ!彼を救おう!」と、「いじめられた彼を応援するために、明日、みんなでピンクのシャツを着よう!」とインターネットで呼びかけました75枚のピンクシャツを買って校門に立っていたら、300人以上もの生徒がピンク色を身に付けて登校したそうですいじめられた生徒の胸のつかえも取れ、いじめもなくなったという実話ですそしてこの運動は、世界各国に広がっています。毎年2月の最終水曜日がピンクシャツデーだそうです。日本においても、実行委員会ができ、企業や団体、個人へと運動が広がっています。中学2年生の道徳の教材にもなっています。

 土居中学校でも、思うだけでなく「いじめは許さない!自分からアクションしていこう!」というメッセージを発信しました先日の人権・同和教育参観日の授業や人権劇で、いじめや差別を許さないという気持ちは高まっています。これからは、自分からどう行動していくか・・・だれかが行動してからではなく、

自分から、一人からでも、行動していきましょう

 

 

今日の給食 

2021年2月19日 13時54分

今日の給食

 

 

<今日の給食>・・・ナンカレー、牛乳、れんこんチップス、ひじきサラダ、キウイフルーツ

今日は、ナン!調理員さんは、「3年生にとっては最後のナンだねー。」と言っていました。

少しでもおいしく食べてもらおうと、ナンの解凍方法も工夫してくれました。

ある教室では、『ナンってなんなん?』『ナンの余り何個なん?』『ちょっとなんなん?』と会話がナンであふれていました。

 

今日の給食中の放送では、3年生からのリクエスト曲「ありがとう」がかかっていました。

卒業を間近にして、学校や地域で関わってくれた方々への感謝を込めてのリクエストでした。

温かい気持ちになったとともに3年生の卒業が近づいてきたことをさみしく思った人もいたことでしょう。

残りの学校生活や給食時間を充実させましょう

 

 

 

応援メッセージが掲示されています。

2021年2月17日 08時31分

先日HPでもお知らせしましたが、新型コロナウイルス感染症の感染者の方や医療従事者の方々に、四国中央市の市民グループ「シトラスリボンfrom四国中央市」が応援メッセージを送りました。その中に土居中学校の生徒の皆さんからの「応援メッセージ」も多数含まれています。

市内から約300通の応援メッセージが送られたそうですが、今月26日(金)まで「川之江隣保館」で掲示されているということです。(20日(土)・21日(日)は9:00~15:00まで)できれば、心温まるメッセージの数々に、皆さんも出会っていただければと思います。

3月行事予定&蒸し上げ雑炊

2021年2月16日 14時37分

 2月16日(火)現在の3月行事予定をお届けします。1、2年生は進級、3年生は卒業に向けて締めくくりの3月が間近に迫ってきました。コロナウイルス感染拡大防止のため、緊張感や危機感を持ち、登下校中のマスクの着用の徹底、安全な給食指導など感染症予防対策について気をゆるめることなく、継続的な取組を実施していきます。春休みについても不要不急の外出を避けるなど今後も健康・安全に留意して、命を大切にする行動や生活ができるようご家庭でもお話をしていただけると助かります。なお、今後の変更はHP・メール配信等でお知らせをしていきたいと思います。ご不明な点がありましたら土居中学校へご相談ください。

 <今日の給食> ~蒸し上げ雑炊(四国中央市の郷土料理)~

<黒糖ロールパン・牛乳・蒸し上げ雑炊・ブリの竜田揚げ・和風おかかサラダ・はるみ>

今日の給食は、四国中央市の郷土料理である「蒸し上げ雑炊」でした

 実は、ご覧になった人もいると思いますが、1月11日の「列島縦断 宝メシグランプリ2021」というNHK番組で、「蒸し上げ雑炊」がグランプリを受賞しました この番組は、一年に一回の番組で、日本各地の未知なる味を発掘し、番組で由来や作り方等が紹介され、審査員が味も含めて総合的に点数をつける番組です。番組では、具材の切り方や鍋に入れる順番、だしを入れての火の入れ方等、わかりやすく丁寧に紹介されました

 昔は、土鍋で炊きあがった「蒸し上げ雑炊」を、大人数の家族で食べるのが、楽しみでしたと地元の方がお話してくださったのが印象的でした地元の食材を使って昔から作られてきた郷土料理・・・昨年も、給食で作りましたが、だしを沸かした中に入れる普通の雑炊の作り方だったので、今回は、昔ながらの作り方で試作してだったので、給食の大釜でチャレンジし、成功しました 給食センターでも、学校でも、嬉しいおいしい笑顔が広がりました❣ 

 

里芋は、食べ応えのある大き目とねっとり感をだす小さ目に切るのがポイント!

 

市の関係者の方が、作り方を教えて下さったレシピを紹介します。(公開了承済です) 給食では具材を少し変えたり、だしも多くしましたが、ぜひご家庭でも参考にして、作ってみてくださいねみんなで、四国中央市の宝鍋「蒸し上げ雑炊」を伝承していきましょう

 

 

 

 

 

 

「人権・同和教育参観日」「新入生中学校説明会」

2021年2月14日 08時57分

本日、2月14日(日)「人権・同和教育参観日」「新入生中学校説明会」がありました。
午前中の「人権・同和教育参観日」には、授業参観に1年生78名・2年生58名・3年生62名の保護者の方が参加していただきました。

人権劇にも多くの方が参加していただきましたが、できるだけいすの間隔を広げ、密を避けるようにしました。

人権劇、『私たちの学びを行動に ~反差別の思いでつながるために~』の上演の後、意見交換を行いました。

最後に校長先生から講評をいただきました。

 『人権劇に参加した皆さん、今日の発表まで、たくさんの努力や苦労があったことと思います。「差別をなくしたい」という思いでひとつになり、見ている私たちにその思いを伝えてくれました。感動しました。心が熱くなりました。全校で、もう一度、人権劇に関わった皆さんに、心から感謝の拍手を送りましょう。ありがとうございました!
 今日の人権集会で私自身が感じたことをいくつかお話します。
○ 自分の生き方次第で差別のない社会が実現できる
 劇中の主人公かなと君は、両親の人権問題に対する無関心、他人事意識に気付きます。
 皆さんの家族はどうですか?そこから何とかしなければといけないと考え、友人や先生とも相談し、働き掛けていきました。「差別をなくしていく主体者は自分なんだ」という自覚の下、両親を変えていったのです。このように差別をなくす力は、一人ひとりの中にあり、一人ひとりの生き方によって差別のない世の中は実現できます。皆さんは、今その力を持っています。私たちの力で、必ず差別はなくせます、そう感じました。
○ 新たな環境で新たな反差別の仲間をつくっていく。
 意見交換では、たくさんの人が発表してくれました。全校の前で発表するのは勇気がいるでしょう。しかし、「学んだだけではダメ。行動しなくては。発表することが行動の第一歩だ」そんな気持ちで発表したのでしょう。あるいは、仲間の姿に背中を押され、仲間と一緒だから発表できたのでしょう。これが、反差別の仲間づくりです。全校で差別を許さない仲間づくりが広がっていると感じました。4月になれば、皆新しい環境にいます。人生はその繰り返しです。「昔が良かった、前のクラスが良かった」などと嘆くのではなく、新たな環境で新たな反差別の仲間をつくってください。それが、自立です。今の君たちならきっとできます!特に3年生、高校や社会へ出ても土居中の学びを発信し、反差別の仲間をつくってください。
○ 事実で語り合える集団づくりをする。
 もう一つ、今日、「行動したい。家族と話し合いたい」そんな意見が多く出されました。今度は、行動した事実で語り合いましょう。例えば、「実際に家族と話して・・・・」「ラインでこんな書き込みに気付いてこう行動した。」「学級の中でこんなことがあってこう行動した。」・・・・そういった事実や経験を語り合える授業や集会ができると、一気にいじめや差別は解消できます。期待しています!
 私自身は、人権・同和教育を受けてよかった、幸せだと感じています。なぜなら勉強すればするほど、自分の中にある醜いものに気付いてそれをなくしたり、人に優しくなれたり、仲間が増えたりするからです。これからも皆で共に学び、共に行動し続けましょう。
 最後に、保護者、地域の皆様、本日はありがとうございました。コロナ禍で制限があったため、多くの方に授業や集会を見ていただくことができませんでした。私たち大人が子どもたちのよき手本となり、今日の子どもたちの姿や学びを、是非、家庭や職場や地域に広げていってほしいと思います。


「新入生中学校説明会」
午後は、令和3年度に土居中学校に入学する小学校6年生の皆さんと、保護者の方に土居中学校に来ていただき、各種申請や申込みの事務処理をしていただくとともに、入学に当たって準備してもらうもの、心構え等について説明をしました。感染症対策を十分にとった上での実施でした。
 

 

 

人権作文発表会

2021年2月12日 13時33分

本日、「人権作文発表会」が開催されました。
2学期に全校生徒が書いた人権作文を各学年の代表者が発表してくれました。

1年 髙石 有唯さん

「差別をなくす第一歩」(抜粋)
 私のクラスでは、心が温まるようなことがいっぱいあります。
 私のクラスでは、道徳や総合的な学習の時間の授業でも一人ひとりが深く考えることができ、自分の意見を進んで発信している人やがんばってみんなに伝えようとしている人もいます。
 命の学習では、「コウノドリ」を観ました。私は命があること、今みんながここにいること、すべてが奇跡。
 自分の命が大切だからこそ、他の人の命も大切にしたい。
 今まで周りの人たちの支えがあったからこそ、今まで生きてこられたことに感謝したい。
 お家の人からの手紙を読んで、とても感動しました。
 家族への感謝の思いで胸がいっぱいになりました。
 本当に一つ一つが大切な命であることが伝わってきました。私はこれからも自分や他の人の命を大切にしていきます。
 平和学習では、過ちをもう二度と繰り返さないために、私は、身近にあるいじめや差別を、しないことはもちろん、なくしていく自分づくりをしていきたい。
 人権獲得の歴史・渋染一揆から学ぶでは、自分は差別されたくないという思いから差別をしてしまう。そこが差別してしまう人の心の弱さ。
 自分の心と向かい合い、これからどう行動していくか、どんな自分づくりをしていくか
 私は差別をしないことはもちろん、差別をなくしていく生き方をしていきます。
 私の差別をなくす第一歩として、日頃から自分の意見を相手に伝えることを大切にしていきます。

2年 近藤 涉叶さん

「一番怖いのは・・・」(抜粋)
 毎日のように新型コロナウイルスのニュースが流れている。この病気はウイルス自体も怖いものだけれど、それ以上に怖いのはコロナに感染した人やそれに関わる人に向けての心ない言葉である。
 差別をしている人は何かを恐れて、その何かに関わらないようにするために差別をしているのではないだろうかと思った。今回のコロナ差別は、新型コロナウイルスという脅威から逃れるために差別という方法を使って人を排除しているのではないだろうか。
 僕は、これからも差別は絶対にあってはいけないと考える。今回のコロナ差別のように新型コロナウイルスに感染してしまったからといって差別は絶対にしてはいけない。僕たちのために新型コロナウイルスと闘っている人たちを差別してはいけない。そして、これからも僕たちは差別を許さない心、差別をなくす心、差別をつくらないという心を持ち、それを広げていきたい。そのために今自分ができることは、この考えを自分から発信していくことだ。そして、同じ考えをもつ人を増やしていくことだ。
 日々の生活の中で自分の考えをはっきりと伝えることを頑張っていきたい。そうして、仲間と協力して、人は全員平等かつ公平にいて、みんなが笑い合えるスマイルあふれる世界を創りたい。

3年 髙橋 美咲さん

「「学び」のその先へ」(抜粋)
「正しい知識を身に付けよう。」
 小学生のころから続いてきた人権・同和教育で私が一番心掛けていたことだ。差別の恐ろしさや、どれだけ間違っていることなのかを知れば、絶対差別をしない、許さない人間になれる。そう思っていた。
 三年生になって学習し始めた資料『峠』、結婚差別解消に向けての学習の中で、今までの自分の考えが、ただの思い込みであると言うことが分かった。
 差別は形のない、目に見えないものだから、反差別の思いを「知識」として持っているだけでは不十分だ。知識を付けた私たちが今、しなければならないのは「行動」すること、思いを「伝える」こと。人権・同和教育参観日や人権劇、啓発活動など、私たちは伝える活動をたくさんしてきた。でもそれはゴールではない。実際差別と出会ったとき、本当に行動できるだろうか。少し不安に思ったが、私には九年間学んできた知識と、共に学んだ仲間がいる。中学校を卒業しても、学ぶ機会が少なくなっても、私は差別に立ち向かうことを止めない。止めてはならない。これからは、「正しい知識を持って自分から行動する。」と心掛けようと思う。

作文発表の後、感想を挙手をして発表してくれました。
〇差別をしないという気持ちだけでなく差別を無くす行動をしていきます。
〇思いだけでなく、行動していきます。
〇差別やいじめを無くすことについて学んでいきたい。
〇学んだ後の行動を大切にしたい。
〇親や周りの人々に思いが伝えられるようにする。
〇差別を闘っていくために家族や周りの人のつながりを大切にしたい。
〇自分のこととして行動していきたい。
〇命を大切にするために行動していく。授業でも発表して思いを伝えていく。
・・・・・・・・たくさんつながってくれました。


最後に中村先生から
12月に自分が書いた作文を思い返してください。しっかり自分の生活を振り返って書いてくれたと想います。私自身も振り返ってみましたが、差別を解消するために何が大切か三つのことを考えました。
1 科学的根拠に基づいた知識
  今、学校等が学習している知識をしっかりと身に付ける。
2 感性
 ・ 気付く感覚が無ければならない。
 ・ 隣に座っている人が自分の言動により、どんな思いをしているか。思いをはせることができるか。
3 反差別の思いを持った仲間とつながる
 ・ 自分の思いを伝えようと行動する。
 ・ 反差別の思いでつながる。
 ・ 今日発表しようとしたができなかったという人は、明後日の人権劇を見て、自分の思いを伝えてほしい。


「人権・同和教育参観日」
 中村先生の話にもありましたが、土居中学校では、明後日2月14日(日)「人権・同和教育参観日」があります。差別の解消、人権の尊重について生徒の真摯な考えや熱い思いを受け止められる機会としたいと思います。今年度は公開授業に続いて、人権劇『私たちの学びを行動に ~反差別の思いでつながるために~』を上演します。生徒たちが共に考えながら、作り上げた人権劇をぜひご覧ください。
【ご案内の文書に書かれていた内容】
1 日 時    令和3年2月14日(日)
      8:50 ~ 11:15
     (受付8:30~ 体育館南側)
2 内容及び日程
(1)授業参観 8:50~ 9:35
  ※廊下からご参観ください。
(2)人権劇
  『私たちの学びを行動に
   ~反差別の思いでつながるために~』
        9:45  ~  11:15

 3 感染症の予防として下記の症状のある方は今回は、参加をお控えください。
(1)当日の朝の検温で37.5度以上の熱があった方。
(2)近日の1週間の中で、体温が37.5度以上になったことがある方。
(3)風邪症状(のどの痛み・咳・息苦しさ)や強いだるさ等の症状がある方。
※ できるだけ多くの方にご参加いただきたいところですが、今回は各家庭1名様のみの参加でお願いいたします。
4 その他
(1)駐車場は、運動場をご利用ください。
(2)体育館南側で受付をお願いいたします。
     ※感染症対策のため必ず体育館南側で受付をお願いします。
(3)受付にスリッパを用意いたしますが、会場は寒いことも予想されますので、温かい上履きをご持参されることをお勧めします。
(4)受付では、検温とマスク着用の確認をお願いします。

人権劇 
【タイトル】
『私たちの学びを行動に~反差別の思いでつながるために~』
【内  容】
 この人権劇は、土居中学校の先輩が書いた「同和教育を受けて」という作文を基にした劇です。主人公が同和問題学習を深めていく中で、身近な家族と学習を共有することになります。親の思いをプリントに書いてもらおうとするのですが・・・
 差別やいじめを許さない学習をしていても、気付かないうちに無関心になったり他人事として考えたりしていることはないでしょうか。最も近くにいる存在である人との話合いの持ち方、また同和問題に対する受け止め方についても考えられる劇です。


 



今日の給食 やまじ丸のシチュー

2021年2月9日 14時39分

しこちゅー応援メニュー

<今日の給食>・・・コッペパン、牛乳、やまじ丸のシチュー、ツナサラダ、りんご

 

今年5回目の登場のやまじ丸!

じゃがいもの代わりのやまじ丸は、ホクホクとしていてとてもおいしいです

また、熱で少し表面が溶けているので、シチューによりとろみがついていました。

四国中央市の味を給食で味わうことができましたね。お味はいかがでしたか?

給食のシチューのホワイトルウは、丁寧に手づくりされています。やさしい舌ざわりですよね!

 

 

今日も気持ちよく、どのクラスもよく食べていました

シトラスリボン「応援メッセージ」

2021年2月8日 10時40分

医療・介護の仕事をされている方々へ、「応援メッセージ」が寄せられました。
土居中学校の中で生徒の皆さんを中心に送られた73枚の心温まるメッセージの数々です。


これらのメッセージは、シトラスリボンプロジェクトのイメージソング「結び」を歌われているボランティアバンド『ディアフレンズ』さんの演奏の収録(コスモステレビ)時に、土居中学校以外からも寄せられた「応援メッセージ」とともに掲示されました。

ただいま おかえりが言い合えるまちにと、『ディアフレンズ』さんの優しくあたたかい歌詞と歌声、そして市民の皆さんから集まったあたたかい応援メッセージ。想いがつながる四国中央市でありたいと、強く思いそして願います。

「少年の日」記念行事

2021年2月4日 13時20分

本日、2年生は「少年の日」記念行事を行いました。14歳という節目の年齢を意識し、自分の将来を自分で切り開いていこうとする態度を育てることを目標に実施されました。
午前中は、体育館で十分なフィジカルディスタンスをとり、決意発表や記念講演がありました。

司会進行や開会の言葉、講師の方へのお礼等々、生徒による午前中の行事運営ができました。全体の様子を見ながらの丁寧な司会進行、力強い開会のことば、講師の方がみんなに伝えたかったことを的確にまとめたお礼のことば、これから3年生になり、学校を背負っていく自覚が伝わってくる素晴らしい代表者の姿でした。

少年の日の決意作文発表
 3名の決意発表がありました。自分を支えてくれる家族に感謝し、甘えた自分を変えたいという決意発表。自分の興味や父親の姿から明確な将来の夢を持ち、決してあきらめることなく努力し実現したいという決意発表。3人とも、強い決意や信念が感じられ、大変感動しました。


校長先生のことば

「人間性の原理と人類最高の完成」
 2年生の皆さん、「少年の日」おめでとうございます。保護者の皆様、本日はお忙しい中、ご出席いただき、ありがとうございます。
 私の中学時代から40年余り、生活は大きく変化しました。科学や技術の進歩は目覚ましく、グローバル化、情報化の現代社会です。物はとても豊かで、生活はとても便利になりました。でも、心はどうでしょうか?豊かになりましたか? SNSによる誹謗中傷や差別、個人情報の暴露や拡散は、時に命まで奪ってしまいます。命を軽視するような虐待や犯罪の増加、国際的なテロや紛争、戦争など、決して心が豊かになったとは言えない悲しい、寂しい現実があります。だから、悔しいことに、コロナ差別も起きてしまいました。このような社会と時代を、私たちはどう生き抜けばいいのか、14歳のみんなには、今、「生き方の土台」をしっかりと築いてほしいのです。

 今から、99年前、平和で平等な社会を作るため立ち上がり行動した人たちがいます。
「全国の仲間たちよ、団結せよ! 長い間いじめられてきた兄弟よ、過去半世紀間に種々なる方法と、多くの人々とによってなされたわれ等のための運動が、何らのありがたい効果をもたらさなかった事実は、それらの全てが、我々によって、また他の人々によって常に人間を冒涜されていた罰であったのだ。そして、これらの人間をいたわるかのごとき運動は、かえって多くの兄弟を堕落させたことを思えば、この際われらのうちより、人間を尊敬することによって自ら解放せんとする者の集団運動を起こせるは、むしろ必然である。・・・人の世に熱あれ、人間に光あれ」と結んだこの文章、原文ではなく、省略もしましたが、覚えていますか?
 2年生の皆さんが学習した『全国水平社創立宣言』です。1922年、ラインやメール、SNSなどの連絡手段がない、車や電車など交通手段が発達していない時代に、全国から何千人もの人たちが京都に集結しました。差別を許さない思い、団結力、行動力に感動しました。宣言文の中で、私は自分の経験と重ね、心を動かされたところがたくさんあります。ひとつは、差別をなくすためにはお互いを認め尊敬し合うことだと訴えたことです。いじめや差別の反対の行為は、「尊敬すること」です。もうひとつは、差別される痛みを知っているからこそ人を差別・排除せず、命を大切にしてきた、これが人としての誇りうる生き方だというところです。99年前、人々は、お互いに尊敬しあうことを「人間性の原理」、水平で平等な社会を「人類最高の完成」と呼び、『われらは人間性の原理に覚醒し、人類最高の完成に向かって突進す』と表現し、「水平社宣言文」を謳いあげたのです。
 令和の新時代は、新型コロナウイルスに苦しめられ、人と人がお互いに傷つけあるような悲しい出来事が各地で起きています。今ほど、人権の大切さが叫ばれる時代はありません。人の痛みが分かる心を持ち、人を大切にする生き方を確立させなければなりません。今こそ私たち人類は、『人間性の原理に覚醒し、人類最高の完成に向かって突進す』る時です。14歳の皆さん、今年度学習してきた「水平社創立宣言」の精神を、これからの生き方の土台にしてくれることを願います。

 
校長先生からは、式典のあいさつというより、ステージからフロアに降りたり、生徒たちに呼び掛けてみたりと、校長先生の熱い思いを伝えていただく時間になりました。

「記念講演」 
『今を生きるあなたのチカラ』
  講師:高見佐智恵さん 
  メディスンスクールトレーナー
     ・誕生学アドバイザー
〇自分の中にあるチカラを引き出していくのは自分自身!
〇何事も諦めず、自分のチカラを信じて、行動する!
とてもパワフルで、元気をもらい、背中を押してくれる内容でした。

「働く人に学ぶ講座」
 午後の働く人に学ぶ講座では、真剣に耳を傾ける生徒の姿が見られ、職業観や勤労観、将来の夢について考えを深めるキャリア学習になりました。講師として来ていただいた方々からも、「聞く態度が良かった」「随分落ち着いた」などたくさんほめていただきました。
【美容師】

【自衛隊】

【建築】

【警察官】

【パティシエ】

「少年の日」は。中学2年生に、最上級生や将来の進路についての自覚を促し、大きな成長につなげる意義や価値のある日です。今日の2年生の姿を見ていると、新たな自覚や立志、飛躍につながる、心に残る「少年の日」になったと感じることができました。

今日の給食」

記念行事と働く人に学ぶ講座の間には、給食でも少年の日をお祝いしました。生徒たちは、たくさんの笑顔を見せながら、おいしくいただきました。

<今日の給食>・・・赤飯、牛乳、若鶏のからあげ、甘酢和え、紅白はんぺん汁、紅白大福

 

 

 

土居中シトラスリボン運動

2021年2月3日 10時01分

 先日、「すこやか」(保健だよりNo.7)で「シトラスリボンプロジェクト」についてお知らせしました。『土居中学校のシトラスリボン運動や、人権委員会・保健委員会の取組を市内の医療関係機関に紹介したところ、感謝や喜びの声が届きました。』というお知らせでしたが、医療関係機関からお礼のお手紙をいただきましたので紹介します。

土居中学校
3年生保健委員会・人権委員会の皆様へ
 この度は、皆様方が作成されたポスターを拝見させていただきました。本当にありがとうございました。これからの世代をになう皆様方の理解と、人を大切に思う気持ちを大変嬉しく、力強く感じ取りました。社会の中では、多くの差別や偏見があります。小さなこと、些細なこと・・・と思うことが、相手にとっては大きな苦しみとなります。
 今、私たちは、地域の皆様の温かい応援に救われ、勇気を頂き日々奮闘しております。皆様から頂いた内容も大きな励ましと支援だと受け止め、深く感謝すると共に、1日も早くご利用者様が安心して生活できるように努めたいと思います。医療・介護・福祉の現場で働く多くの職員は、様々な課題と向き合い自分たちの仕事を誇りに思い、日々頑張っていますので、今後とも皆様に見守っていただければ幸いです。 

 今、市民の方たちで「医療・福祉・介護で働く方たち(エッセンシャルワーカーさん)に、応援メッセージを送ろう!」という活動が広がっています。土居中学校でも、応援メッセージを届けよう!と呼び掛けたところ、たくさんのメッセージが集まっています。またHPで紹介したいと思います。
 医療・福祉・介護の仕事をされている方々へのお礼や感謝の気持ちを伝えるとともに、新型コロナウイルスに伴う差別を無くし、思いやりあふれる四国中央市になるようにこれからもシトラスリボン運動を広げていきます!