土居中魂の日 ~先輩塾~
2020年11月12日 17時39分今日の午後は、「土居中魂の日」(自由参観日)でした。
平日にもかかわらず、保護者、関係機関の方、高校の先生方など、多くの方が参観してくださいました。
5校時は教科の授業、そして6校時は「先輩塾」がありました。
多方面で活躍している本校の卒業生を講師に、中学校時代の経験や仕事等について語ってもらい、母校への愛着や誇り、進路への夢や希望を育てるねらいです。また、地域とともにある学校づくりを進めていきます。
今日の先輩は、町内で柑橘農業を営む 寺尾奏周さんと寺尾つむぎさん兄妹。
20代という若い二人に、生徒会役員が質問する形で講演が進みました。
「現在の仕事に就いた理由、やりがいや苦労」などについて、質問し答えてもらいました。
家業というよりも自らの意志で選んだ道、「おいしい」と言ってもらえたり感謝されたりする喜びが苦労を上回っている、柑橘を育て環境を守りたという思いなどに感動しました。何気なく見ていたミカン畑や給食の見方や感じ方が変わるようでした。
中学校生活の話もたくさん聞かせてくれました。生徒会や運動部のキャプテンとして華々しい活躍に思えますが、様々な苦労や挫折、そして一生の後悔があり、その体験からの教訓を伝えてくれました。今しかできない勉強や部活を頑張ることが将来につながること、努力すること、人間関係を大切にすること、後悔しない生き方をすること・・・たくさんの学びがありました。
最後に伝えてくれた先輩にとっての「土居中魂」とメッセージ。みなさんは、何を感じ、どう受け止めましたか?
先輩たちはこの土居中学校とふるさと土居町が大好きです。土居中での学びや生活、出会いやつながりを誇りに思い、今も大切にしています。
後輩のみんなにも、自分が誇れる「土居中魂」を持ってほしいという熱い願いを感じました。
大変忙しい中、後輩のためにお話をしてくださった寺尾奏周さん、つむぎさん、ありがとうございました!
平日にもかかわらず熱心に参観くださった保護者、地域の皆様、ありがとうございました。これからも土居中学校を応援してください!