終業式
2024年12月25日 12時00分第2学期 終業式
校長式辞
2学期、日進月歩 「創」してきましたね。
3年生は、土居中の新たな一歩を創り上げてくれたと思っています。
体育祭での「応援合戦」「フォークダンス」、あの気合と笑顔は忘れられません。みんなにとっては初めてのことだったろうに、大変なこともいっぱいあったろうに、後輩たちの心にも火をつけながら、共に創り上げてくれたあの時は、お互いに忘れられないものとなっています。土居中の歴史の中でも、そして私の経験の中でもなかなか味わえない初感動を本当にありがとう。あの経験の中で、ネットや読んだだけ、見ただけでは味わえないものを感じ、そして進歩が、成長が確かにある。と断言できるのです。
2年生の歌声すごかったねえ。そして先輩たちの魂を受け継いで頑張っている部活動。立候補し、生徒会の先輩の歩みをしっかり追いかけていっているそんな後輩たち。に育っているなと思うのです。
そして1年生、いよいよ土居中生の顔になってきましたね。いい顔で元気にあいさつしてくれることがうれしくてたまりません。
やり切った、先輩たちは、今まさに進路選択を行い、そこに向けまい進しています。土居中での経験を生かして、土居中魂も全開で、しっかりと自分の道を掴んでほしいと思います。この2学期の経験も間違いなく後押ししてくれると思います。自信を持っていざ、進んでください。
後輩の皆さんも、進路を掴んでいく歩みは、早すぎることはありません、この年越えの機会にも、しっかり意識して、先輩たちの背中をしっかり追いかけてほしいと思います。
創ったと言えば、「人権劇」
人権の学び、同和問題学習、そして人権の学びがどれだけ自分にとって価値のあるものか。
伝えたい、
私がまず変わるんだ という熱い思いを、土居中学校のみんなと地域に発信してくれました。地域の方も感動をもらった、自分の行動を考えた。中学生のすばらしい力を感じた。気づくことができた。考えないかんという言葉もいただいています。みんなの力はやっぱりすごいと思います。
私は、「マイクロ アグレッション」=「無意識の無自覚の小さな攻撃」ということを強く意識するようになりました。知っただけではなく、自分はしてないか???ということを問うようになった。ということです。
「この言葉」は、誰かの心を、小さな針で刺すようなことになっていないか?
「この目つき」は、誰かの心を曇らせていないか?
「この行動」は、相手のやる気を削いでいないか?
知らないせいで、知ろうとしないせいで、そんな言葉や行動を取りたくはない!!と強く思わされました。
いつまでも知り続けなければならないとも思いました。
この歳になっていますから、凝り固まった考えにもなっていて、そのせいで決めつけをしていることもあると思うので、柔軟に、新たな考えを吸収し、人の多様性と人のすばらしさを多くの角度から知り尽くすんじゃと思いを新たにしました。
そうやって、知れば変われるのも、早く気付く!それこそが大事とも思います。
そうやって、より美しい、より良い生き方に気付いていけるから、やはり、この人権・同和教育は必要なのは間違いない。と強く思うのです。
それはすなわち「土居中魂」が必要ということです。
逆に、こんな風にも考えました。
「マイクロ サポート」「マイクロ エール」を続けるんじゃ!!
小さくて見えないけど、人を元気づけたり、人に勇気を与えたり、それでいいんだと寄り添えたり。そんな言動を選びたい。
そんな言動に変え続けていきたい。
人を認める「あいさつから」「人を認める温かな視線」からはじめてます。
それが、生き方のバロメーターだと思ってます。
2学期そんな「体験」と「気付き」だらけだった。
土居中、みんな変身したなあと心から思います。
忘れろ、と言われても、忘れられない「体験」をできた、この学期に自信を持ってください。胸を張れ!!
ぜひ、これからも、そんな「体験」をまだまだしてやるんだーーと思って、新年を迎えてほしいと思っています。
「やるか、やらないか」迷ったら、やってみる!!そんな決心をして、「魂」を新たに、2025年 新しい年にみんな元気な笑顔で会えることを願っています。
校長 合田 泰之