12.11土居中魂の日

2022年12月14日 12時00分

土居中学校の人権・同和教育

1 差別の現実から深く学ぶ…被差別の思いや願いを自分のものとする。

2 被差別の側から差別を捉える…差別を見抜く。被差別の痛みや怒り、闘いへの共感・そして展望持つ。

3 具体的に現実の差別をなくしていく…先ず、家族と向き合う。具体的な実践を積み重ねる。

 参観日は、教師も生徒も、人権問題解決に向けて大きく前進する機会と捉えて、「一緒にみんなで、保護者や地域の方に思いを伝えよう。正しい知識を広め、仲間を増やそう。」という気持ちで準備してまいりました。多くの方に見られる中での発言は、自らの言葉に責任ができて自信や人権意識が高まったり、家族・地域への啓発や家族との話につながったりします。今年も、生徒たちが工夫した案内状を準備したりやポスターの掲示を行いましたが、その行動が生徒たちにとっては保護者の方々と同じように、より人権意識が高まるきっかけとなりました。授業や人権劇は、同和問題をはじめとする様々な人権問題を解決する手段であり、目的ではありません。参観授業で終わりではなく、これからも引き続き、人権・同和教育の充実に努めます。授業や人権劇の感想や反応にきちんと対応し、全教育活動を通した実践を継続します。特に、現実の差別をなくすための具体的な事実を積み重ねていきます。差別解消のために尽力した先人たちの思いや願いを受け、人間が人間らしく生きていける世の中をつくるために共に生き合うことで、差別をなくす仲間づくりを広げていきます。差別をしない、差別をなくす生き方が、全ての人たちの幸せにつながっています。

 

12月11日(日)

土居中の日

~人権・同和教育地域参観日~

ご参観、誠にありがとうございました。