生徒会本部役員「魂の挑戦」

2022年6月3日 17時30分

生徒会による新たな挑戦

 校則改正について、生徒会本部役員からの呼び掛けをMeetにて行いました。

「校則改定の意味についてもう一度考え、みなさんの意見を聞きたい!という思いから、アンケートを実施することにしました。」

先ず、生徒のみなさんに考えてほしいのは、校則がある意味です。校則は、何気なく存在しているものに見えて、実は私たちは校則によって生活や命が守られています。学校生活においてみんなが好き勝手な服装だと、メリハリもつかないし、全員が安全に過ごせる空間とは言えません。登下校時や地域との関わりにおいても同じようなことが言えます。校則を守ることは単なる命令ではなく、私たち土居中生や家族、地域の人など、誰もが安心・安全に生活を送るために必要不可欠だと思います。

また、校則改定に取り組む意味は、①すべての人が穏やかに生活するため。②自分たちに必要な校則を確認するため。③見直した方がよりよい学校生活になると考えられる校則を見付けるため。

校則改定は、LGBTQ、いわゆる性的少数者の人でも安心して生活できる空間にするために行うことも一つの理由です。しかし、それだけでは決してなく、全校生徒みんなが自分らしく生活できる空間にするためと言うのが一番の理由です。「変わったら良いな」という気持ちではなく、「私たちが変える」という気持ちで、校則改正を自分事として捉え、みんなで土居中学校をより良くしていきましょう。

 

今日の給食

   

<今日の給食> カレーライス 牛乳 小松菜とツナの無限サラダ レアチーズ

今日は、3日ぶりの給食!総体おつカレーライス!した…

満足した思いも…悔しい思いも…様々だったと思いますが、食べているときは晴れやかな表情が伺えました

 

~ 部活動を終える3年生への賞賛 ~

球技・武道の市総体が終わりました。子どもたちの成長や頑張りに感動しました! 来週の陸上競技・水泳競技を皆で応援しましょう! 市総体の全競技が終わると、3年生は、県総体へ続く者、他の大会へ挑む者、文化部など活動が続く者、完全に引退する者、社会体育で活動する者などに分かれ、筋目や分岐点となります。3年生の引退と新しい生活、新チームのスタートという筋目は大切だと思います。

部活動は勝ちにこだわり、県総体を目標に練習を積み重ねてきたにちがいありません。しかし、本当に大切なのは「試合結果ではない。」ことを生徒の皆さんも分かっています。どんなに勝ち続けても、いつかは中学校の部活動は終わり、優勝や勝利という栄光は過去のものになっていきます。ずっと、試合の結果や技能で勝負し続けることもできません。過去の栄光や思い出よりも大切なものは、部活動に打ち込んだ経験を生かし、「今どう生きているか、どんな生き方をしているか。」です。それぞれの競技の特性や部活動を通して身に付ける力、生涯に渡って働く力、つまり人間形成が部活動の目的だと考えます。県総体という目標はなくなっても、人間形成という目的達成の取組は、部活動がなくなったこれからの生活でより重要になってきます。

部活動がなくなった3年生は、心にぽっかりと穴が空くのは当然です。でも、それをいつまでも引きずってだらしない生活に一変するのではなく、部活動で身に付けた力を生かし、より引き締まった充実した生活へと切り替えるためにも、生徒に携わる多くの方々のそれぞれの立場から、これまでの頑張りをしっかりと賞賛してあげてほしいと思います。ただ単に、「よく頑張った。」のような漠然とした言葉ではなく、是非、具体的な声掛けをしてあげてください。