1学期終業式

2024年7月19日 19時00分

学期 終業式

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式 辞

いよいよ1学期も終わりを迎えました。

まずは、様々な行事が、入学式 修学旅行、ジョブチャレなど実施できたり、実現できたりしたことを心から嬉しく思います。支えてくれた、先生方、そして保護者の皆様にはほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。その支えの中で、みなさんは、大いにハッスル、実によく学んだなと思います。

1年生 私は、最近のあなたたちをみて、土居中生の顔つきになってきたなと思っています。守るべきはしっかり守る、楽しむべきはめいっぱい楽しむ。そんなけじめとめりはりをしっかり実行し、身に着けはじめているなと思っています。いつも、笑顔で挨拶してくれたり、にっこり笑ってくれる、元気なみんなが大好きです。そのノリをSNSなどの言葉にも必ず繁栄させ、友と土居中を大切にする夏であってほしいと思います。

ここで先日の今度さんのお話の中でもありましたが、「SNS上の言葉の使い方、残し方」について、皆さんに今一度考えてほしいと思います。

これは、1年生に限ったことではありません。進路を控えた、そして未来の広がる2、3年生もしっかり自覚せねばならないことです。

私は以下の3点を思うのです。

① そこは無限の世界、どこまでも広がる。

② 時を越えてしまう。

③ 自分に返ってくる。

このことを、念頭に 人を成長させる、笑顔にする、人を尊敬するそんな「美しき言葉」を、意識せねばならないと、いつも振り返らねばならないと思うのです。今度さんは言葉を使う時、書き残すとき、入力し送信する前に「少し立ち止まって」とおっしゃっていました。本気で意識しましょう。

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2年生は職場体験学習がありましたね。これもまた、どの職場でも一生懸命で働く2年生の姿がホームページには溢れました。

学んだこともいっぱいあったでしょう。

感謝されること、「ありがとう」と言ってもらったこと。人と関われたこと。人のためになったこと。自分が必要とされていること。お金儲けができそうだなと思ったこと。感謝の手紙からは人それぞれ、いっぱいのことを感じ、学んだ活動であったんだなと喜んでいます。私たち大人が仕事に感じている「やりがい」の最初の一歩。そのつかみはしっかりできたのではないかなと思います。

3年生は、先輩として、土居中の柱として、生徒会活動はじめ、今年度最初の土居中の勢いをつけてくれたと思っています。集会での態度。委員会でのリーダー性。そして、最たるは部活動の活躍。各部ともに自分で選んだ道を、極めようと日々の練習に打ち込み、実に爽やかに、土居中生らしく闘い、最後まであきらめず力を尽くす姿には感動しました。

今もなお、その取組を続けているみんなにも私もエールを心から送り続けます。部活で培った力も、すべて、自分の進路実現に生かしてほしいと思います。

さて、いよいよ明日からは夏休みです。ここで見せたいものがあります。変身する!!これです。私は、幼いころ、変身したいなと思っていました。この夏、ぜひ、変身を果たしてほしいと思っています。

中学生の今は、ほんとに変身できる時期です。

部活動の技術にしてもすっごい身に付いていって、以前の自分とは変身してしまっている人も多いですね。みんなも日々変身しています。ちょっと専門的な話をします。自分の体は40兆個の細胞でできているそうです。細胞は早いもの、小腸の細胞で2日。胃の細胞は5日で入れ替わる肌の細胞は28日、骨でちょっとかかって90日で入れ替わるそうです。1カ月で60%が入れ替わるということです。これはもう変身と言っていいでしょう。良い習慣を保てば、健康な体へと変身できるということでしょう。部活動などで、運動を継続的にしていれば、これもまた、より強い身体になるということになります。

細胞自体は入れ変わらない部分もあります。

それが、脳です。

これは、使えば使うほど、伝達系が発達し、知識は定着していきます。いろんな経験が、その伝達をより深く、知識をしっかりしたものへと変えていきます。これもまた、脳がうまく変身しているということでしょう。知識の変身、心の変身を支えるのは、やはり勉強と経験が大事になるのでしょう。この夏、身体の細胞をよりよく変身させる、よき習慣を継続させ、運動も続け。頭の細胞をうまくつなげ、これもよりよく変身させる、勉強や経験をしっかりとしてきてほしいと思います。

夏明けに、より成長し変身した、元気なみなさんと出会えることを楽しみにしています。

校長 合田 泰之