3学期のスタート
2021年1月8日 12時00分令和2年度 第3学期始業式・生徒会引継式
がありました。
【校長式辞】
第3学期始業式 式辞「大きな花を咲かせよう」
無事、新学期を迎えられました。充実した冬休みでしたか? 皆さんの家族や知り合いの中には、医療従事者の方など、年末年始も休まずコロナ感染症と闘っていた方がいるかも知れません。感謝や敬意の気持ちを持ち、私たちも引き続き、感染症予防に努めると共に1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。
今日のように厳しい寒さは、私に大学時代の事を思い出させます。私が入っていた剣道部には6時半から早朝稽古があり、道着と袴、裸足で広い道場の雑巾がけから稽古が始まります。冬になると朝水道が凍結して使えないので、前日からバケツに水をくんでおくのですが、それも早朝には凍っています。その氷を割り、雑巾をつけ、手や足の感覚が無いまま道場を何往復もふくのです。厳しくて正直、最初はさぼったこともあります。しかし、ふんばらないかんと決意し努力した経験は、今では困難を乗り越える精神力として生かされています。
2000年シドニーオリンピック女子マラソンで金メダルを取った髙橋尚子さんもこんな言葉を大切にしています。もとは京都大徳寺の住職の言葉と言われています。それが、 「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ やがて大きな花が咲く」という言葉です。高校時代は無名で記録が伸び悩んだ髙橋さんは、この言葉を旨に苦しいときこそ人一倍努力を続け、オリンピックという大舞台で大きな花を咲かせました。
皆さんも、決して甘えず、怠けず、あきらめず、努力を継続し、3年生は進路実現という大きな花を、1・2年生は、今日立てる新年・新学期の目標達成という大きな花を咲かせましょう。
四国中央市立土居中学校長 近藤 寛
【生徒会引継式】
3年生の旧役員にこの1年間の活動に対して感謝を伝える場でしたが、旧役員からも安堵の表情と感謝の言葉が伝えられました。新役員を代表して生徒会長が全校生徒に決意を発表し、意欲に満ちあふれた力強い言葉が聞けました。旧役員の皆さん、ありがとうございました。混乱の中の1年間、お疲れ様でした。
新型コロナウイルス感染症対策関係
昨日、メール配信でお知らせしましたが、ホームページでも下記の内容についてお知らせいたします。
〇 児童生徒が年末年始に県外の親戚や帰省した家族との会合等に参加し、感染について不安のある時は、遠慮なく学校を休んで構いません。この場合は、出席停止となりますので、学校まで連絡してください。
〇 発熱や咳、のどの痛み等の健康不良が認められる場合は、速やかに病院等の医療機関に相談し、医師の指示を受けるとともに、無理をせず登校を控える等、会話や人との接触を極力控えるようお願いします。
〇 教室等は暖房等を入れていますが、感染予防対策として適宜換気を行っているため、防寒対策についてご協力ください。
お知らせとお願い
これまでもお願いしておりましたが、出欠の確認を今後も確実に行いたいと思いますので、欠席される場合には 朝7:55 までに学校までご連絡ください。その際、欠席理由も確実にお伝えいただきますようお願いいたします。