令和5年度修了式

2024年3月26日 12時00分

修了式式辞 

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あれから、1年、あなたたちの学年も終わりを迎えようとしています。

この一年、その学年になり切りましたか。

1年前、土居中の門をくぐった、あの時の自分と今の自分。

もうすぐ、最高学年となる2年生。さっそく3年生からしっかりとバトンをつないでいる感じがして、頼もしく思っています。

みんな、成長、しましたね。

つい先日の卒業式では、一言も発することのできないあの時間の中で、「先輩ありがとう」という感謝の気持ちや、「かっこよかったです」、「尊敬しています。」「あとは、任せといてください。」といったような、気持ちを、本当に真剣に送ってくれました。

その、姿には感激しました。と言うよりも、私はあの時主役の3年生しか見ることがなかった。あなたたちが本当にこの時間を大切に微動だにせず3年生を包み込んでいたから、逆に1つも目立たなかった。こういう素晴らしさもあるんだなぁと今改めて思っています。そしてそんな時間をくれたあなたたちを本当に誇らしく思っています。

本当に凛とした雰囲気の中私は感動を覚えました。この土居中学校にいるすべての先生やそして12年生の君たちがあの時間とあの空気を作り出してくれました。みんなの思いが1点に重なり合って3年生を送り出してくれました。そこにはとても感動があって、みんな一緒にいてくれてありがとうって言う気持ちや安心だなぁって言う気持ちも交換し合えては震えるような感動がありました。これこそが土居中魂の表れの一つではないでしょうか?

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いくらAIや人工知能が進化していっても この卒業式のようにみんなで創るか感動は絶対に創れないなぁって思ったりします。後で撮ったビデオ見ても、残念ながらあの場にいたものでしか味わえない感動があります。学校はそんなところだと改めてみんなに教えてもらいました。ほんとに良い時と場所をみんなで創ってくれてありがとう。こんな場所ならみんな伸び伸びと成長できる!

1.01に応えてくれて、うれしかったです。

何に、その力を使って、みんなはどこが成長しましたか?

1年を終える今日という日に言う日に、たとえばドローンに自分の目をつけて少し飛ばして。ちょっと離れたところから自分を見るような日にしてもいいのかなぁと思っています。そして1.01何を頑張ってきたか、伸びてきたのは何なのか。それを静かに考える。そんな日にして欲しい。

頑張ってきたことこだわってきたこと。それは勉強の仕方を工夫したり、ノートの取り方を少し工夫したり、練習のやり方を工夫してあのプレーができるようになったとか、うまくチームの皆とコンビネーションができるようになったとか良い音が奏でられたり、良い一筆が書けるようになったり、少し工夫した作品ができるようになったり。

そのことを少し離れたところから、ドローンを例えたけど、離れたところから人の目で見るように自分を見る。

そして良かったところは褒めてあげる。よかったよ。よく伸びたよ。でもここはまだまだだから君たちには次の学年にそれをつなげてもらいたい。

この春休みは、そんな次につながる目標をしっかり定めて過ごしてもらいたいと思います。

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新年度、新しい学年の第一歩。4月にはみんなのもう一つ成長した先輩たちの姿に大いに期待しています。

この春ゆっくり、でも大切に過ごして元気にまたこの土居中学校へ大中学校で新しい一歩を始めましょう。楽しみにしています!!

今年度はたくさんの感動や思い出をありがとう。

令和六年三月二五日

四国中央市立土居中学校

校長 合田 泰之