体調を崩されないように心掛けて参りましょう。

2023年10月21日 05時00分

インフルエンザ等の予防については、ご家庭でも十分に行っていただいていると思います。しかし、残念ながらこの数日間は、他の原因による欠席や早退も含め体調不良を訴える生徒が少なくなりません。季節の変わり目や寒暖差によって、体のだるさを感じる生徒も多くいます。

不調と大きく関わる自律神経の乱れに対しては、交感神経と副交感神経とのバランスを整えることが重要です。これらは不規則な生活習慣やストレス環境などの変化よっても引き起こしやすくなるため、規則正しい生活習慣が送れていない場合は改善しましょう。ご家庭でもストレス解消の時間をもうけるなど、意識してください。

また、忙しい日々が続くと主食のみの摂取になることもあると思います。しかし、偏った食事を続けていると、栄養不足によりだるさや疲労など、体の不調を引き起こす原因となります。生活環境に合わせながら3食バランスの良い食事を摂ることや、また、できる限り主食・主菜・副菜のそろった食事を摂るように意識してください。

室内外の寒暖差が大きいと体が適応しようとエネルギーを消費して疲れ、だるさや食欲不振にもつながります。室内外の温度差が開きすぎないように、湿度管理して調整してください。また、不規則な生活や運動不足が続くことで、神経の働きが鈍くなり自律神経が乱れやすくなるようですので、適度な運動習慣を心がけてください。

 季節の変わり目による気温や気圧の変化は避けることはできませんが、工夫次第で不調を緩和することは可能です。不調の要因はさまざまですが、できることから少しずつでも生活習慣の改善を心がけてみてください。

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